≪紀行文≫ |
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〜〜〜大サクラソウを見たく…でも〜〜〜 |
今年は二王子岳残雪が多く毎年6月下旬に8合目に咲く大サクラソウを見たいのですが例年より10日遅らせて仲間のお誘いで二王子岳に登って来ました。メンバーの女性の車は7人乗りで6人で出かけてきました。女性5人のお喋りで車内は賑やかですが自分は耳が遠くなり別に気に成りません。神社横の駐車場には車が10台あり準備の後歩き出します。
毎年ですが梅雨の蒸し暑い時期で歩くのが大変です。1合目で休憩、2合目の水場でも休憩します。吹き出す汗で水分補給は忘れずこまめに、3合目で休憩します。
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朝の二王子神社 |
登山届を提出して場黄連 |
3合目 会が着けた3合目の表示板 |
暑さの為三合目の到着が大幅に遅れました。杉の木に着いている合目のアルミの看板は我が会が30年近く前の平成8年に社会還元策で地元山岳会の了解の下で着けた物だそうです。
4合目、5合目と各合目毎に休憩します。6合目の手前で終盤のサンカヨウが咲いて居て疲れた体を癒してくれます。8合目のお花畑の雪渓は雪が多く又固く安全の為木にくくり着けて有るスコップを拝借少しステップを切りました。
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会で29年前着けた表示板 |
6合目手前のサンカヨウ |
ミツバオーレン |
期待した大サクラソウが咲く場所は雪は消えて居ましたがお目当ての大サクラソウは見つける事が出来ませんでその代わりにその場所には旬のシラネアオイが群生していました。ここ迄だいぶ時間も掛かり暑さの為疲れも有るので女性達は今日はここ迄とし昼ご飯を食べ下山するそうですが自分は山頂迄行き昼ご飯を山頂で食べ下山する事にして皆さんと別れました。
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未だ多いお花畑の雪渓 |
シラネアオイが群生 |
小イワカガミ |
三王子を超え琵琶池の雪が少し溶け登山道は水没で通行できず少し藪を迂回しました。花はキスゲが見頃でコバイケソウも見る事が出来ましたが山頂手前のヒメサユリはすでに終わっていました。
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ニッコウキスゲ |
ニッコウキスゲ |
奥の院跡 |
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山頂は真っ白で何も見えませんで一人食事をしていた男性から証拠写真のシャッターを押して貰い又皆に追い着かなければいけないので急いで食事をして下山しました。 |
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周りが真っ白な山頂で |
コバイケソウ |
皆に追い着いて |
当然ですが8合目には皆下山して誰も居ませんでした。6合目を越えた所で2人の男性が登山道を整備していました。お礼の挨拶をして今年の大サクラソウの開花予定を聞くとあと1週間位で咲くそうです。5合目の手前で皆さんに追い着き5合目で長い休憩を取りました。下りは皆元気で後は休憩なしで登山口に着きました。 |
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蒸し暑い時の山登りは大変です。特に新潟周辺の山は登山口の標高が低く梅雨時の蒸し暑い時は適していませんが大サクラソウを見たくて登りましたが残念ですが空振りでした。今まで大サクラソウを見る為に何度も登り8度大サクラソウを見る事が出来ましたが高齢の為か今年が1番難儀でした。
持参した水分は2,5リットル全部飲み干しましたが風呂上がりの枯れた体は普段の体重より3キロ近く減っていました。
(おわり) |
2合目を下山 |
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