≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜突然の雷雨に〜〜 |
今年は梅雨に入っても雨が降らず、むろん梅雨明け宣言以降お日様ギラギラで高温の日々が続いています。そうした中での山行なので、私事ですが、水を多めに持ち、魔法瓶には氷を詰めて、最近はやりの腰掛送風ファンも装備して、熱中症に万全(?)の対策で参加しました。
いざ三国峠の登山口に到着してバスを降りると、体感する気温は30°を下回っている感じ、また登山道の上空は密集した木々の葉が覆っていて日差しが避けられているので、思いのほか気持ち良く歩けました。
しかし、それは突然でした。行程が半ばに達した頃、バンバンバン・・・と雨粒が木の葉を打ちたたく音がして、まさにバケツをひっくり返したような
雨が降り、雷鳴もとどろいて来ました。前進を諦め、猛烈な雷雨に追われながら登山口に戻りました。
登山口の駐車場から沢に架かる橋を渡ると登山口を示す標柱、標識があります。登山口の先は濃い樹林に覆われています。
|

|
 |
 |
登山口に到着し、準備を整えます
|
山行開始です |
登山道は濃い樹林に囲まれています |
登山口の少し先にはクルマユリが迎えてくれました。
登山道は広くて、九十九折りのゆるい傾斜になっています。頭上を覆う木々の葉が日差しを遮ってくれ、思いのほか楽に歩けます。
|

|
 |
 |
登山口先のクルマユリ
|
木々の葉が日差しを遮ります |
ゆるい傾斜です
|
登山道わきには小さな水の流れ、その流れ沿いに咲くアジサイの花が、心頭滅却、すがすがしい涼感を感じさせてくれます。
|

|
 |
 |
緩やかに続く広い登山道
|
登山道脇の水の流れ |
流れ沿いのアジサイ |
行程が半ばになった頃、雨粒がポツリとほほに当たりました。今朝の予報では昼頃に降水量0mm程度の小雨があるように報じられていました。
予報通りだなと高をくくっていたら、数分後には突然土砂降りの雨になり、雷鳴が轟きました。
雷雨の中で行動するのは高齢者集団にはとても危険かつつらいものです。リーダーの判断で即時下山することになりました。
|

|
 |
登山口の駐車場に待機していたバスに戻り、バス内で昼食をとりました。
意気消沈かと思いきやバス内はいたってなごやかで、おしゃべりや笑い声が続いていました。
「みつまた」の道の駅で着替えをして、すっきり気分で新潟駅に帰りました。
(おわり) |
バサバサと大粒の雨が木の葉をたたきます
|
雷雨に追われて登山口に戻りました |
|
|